2012年10月12日金曜日

モルディブGT夏休み ①情緒不安定

遅くなったけど、夏休みのモルディブGT遠征の連載開始。
メンバーはインド・チェンナイから子泣爺さん、バンコクからマヒマヒ大王コウジさんとおーさん、シラチャから僕の4名。
夕方にマーレ空港に着きPearlwin Safariに乗船、その日は空港近くで寝るだけ。
GT初めてのおーさんは「情緒不安定です」を繰り返し、準備に不備が無いか、釣りになるのか、ずっと不安がっていた。
そもそも今回の遠征は前回4日中2.5日をボウズで過ごしたコウジさんの熱いリベンジの思いから実現したものだ。
現地は雨季でもあり、厳しい釣りが予想されたが、最低一日一匹、出来ればもっと、ついでに大型もという希望は皆同じ。
翌朝6:00に北に向けて移動を開始した。西風が強くてアウターには出られない。北マーレ・アトール内のリーフを撃っていく。
コウジさんは来るたびにタックルを充実させ、万全の模様。子泣爺さんは前回同様ローデッド中心に攻めるつもり。
おーさんはと見ると、情緒不安定ながら抜かりない数十万円の総揃えに安定したキャスト。全く問題なさそうだ。
僕は手持ちの道具ばかりで、新規に買い足したのは小さなポッパー一つというエコノミー仕様。さて通用するかな?
朝食後、ようやく僕にファーストバイト。7seasの初期のペンシルを再塗装して前後逆付けにした糞ルアーにくっきり歯型が。
続いて子泣爺さんにGTが食ったが、ファイト中に謎のラインブレーク。コウジさんはGTγに歯型だけのバイト。
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8:30、盛り上がってきた所で僕の糞ルアーにもう一発バイト、乗った!久々のGTの引きには驚くばかりだ。
無事にGT105cmを獲った。ピンと張ったヒレ、巨大な尾。あ~これに逢いに遥々ここまで来たんだ。
ボウズの心配がなくなるとぐっと楽になった。ここで170gのポッパーにチェンジ。あ~、よく飛んで気持ちいい。
これに80cmのチャイロマルハタが食った。海底から水面まで出るハタって素敵だが、不味いらしく、リリース。
この後の午前中は子泣爺さんのローデッドにGTのバイトが集中し、カスミアジも一匹釣れた。
おーさんは「ルアーが重たい」と苦しみながら投げるも生体反応さえ無く、「厳しいですね」と繰り返す。
昼食後は小リーフを次々攻めるがバイト無く、全員の気力にかげりが見えてきた。
15:30、初めてナブラに遭遇、一発で食ったがアオチビキだった。その後にGTが泳いで付いてきた。
「俺が食いたかったのに!」とでも言いたげだったが、こっちのせりふだ。アオチビキはディナーの唐揚になった。
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15:50、次のナブラは遠かったが、何とか150gポッパーを撃ち込みヒットさせた。強烈なラン。だが後がいかん。実にいかん。
まあ大丈夫だろうとソンクラン遠征で使用した6号ラインを巻替えずにそのまま使っていたのだが、突如ブチっと切れた。
GTは首を振ってフックを外したのだろう、へたりこむ僕を笑うかのようにぽっかり浮かんだポッパーが潮下に流れていった。
16:10コウジさんのGTγにヒット。魚はグイグイ下に潜り、フックアウト。「楽勝だと思ったのに…」と失意のコウジさん。
コウジさんによると「GTγは動かし方に技量を要する。速いボートからだとちゃんと泳がせられる距離が短い」そうだ。
この後は僕にバイトが集中した。まず逆糞ルアーに2回連続のバイト。2回目は近場でガツーンと掛けたのにフックアウト。
回収して見ると、ワイヤーかボディから飛び出してJ字型に曲げられていた。大事な糞ルが殉職。何という破壊力よ…。
17時、西日に向かって全員で投げていた時、眩しくて全然見えなかったけど竿にゴ-ンと来て乗った。ビックリした。
これは90cmのGTだった。ルアーはピンクのローデッド、腹に5/0フックのみ、リアフック無し。これお勧めのセッティング。
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以上1日やって4人でGT2匹のみ、3人がGTボウズという貧果に疲労が重なり、何度も「厳しい」の声が漏れる。
しかし豪華な夕食とワインに「明日は釣れるよ」のクルーのおだてが加わって、皆の情緒が安定してきた模様。
夜のリーフに大きな音でポール・マッカートニーのDVDを響かせ、翌日の豊漁を祈った。
place : Northern Malé Atoll, Maldives
fish : Giant Trevally,