2011年11月15日火曜日

サム島 うわさの探査さわら的中

サトゥンの沖に、まだ行ったことのない島々があった。ブロン島の北方面にあるグルワイ島とサム島だ。
グルワイ島は東西に細長い長さ700mほどの小島で、サトゥンとトランの県境にある。パクバラから1時間半余。
本土に近く、周囲は浅そうだが、岩場に囲まれてプラーモンが多いというので行ってみた。(下の左の画像)
ところがうねりがひどく、磯に近づけない。船は翻弄されるしルアーは上手く動かないしでちょっとな~。
何とか一周してキャストしてみたが、大きなダツ1匹に終わった。多分ココにはもう来ないだろう。
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そこから南に5km程戻った場所にサム島がある。三つ並んでるからコ・サムね。(上の右の画像)
サム島周辺は、現在プラー・インシー(ヨコシマサワラ)のはえ縄漁が盛期で、あちこちで豊漁のうわさを聞く。
僕もそれにあやかりたいものだと、トローリング道具を繰り出した。
ロッドはダイコー・プレミア90H。何やそれショアジギキャスティングロッドやんけ、と笑うなかれ。使う理由があるのだ。
ロングテールスクリューを上方からかわす長さと、ディープダイバーの重い曳き抵抗を受け止める腰の両立。コレ、最強。
リールはTICA・ST16。バンサレーの餌釣りでの出番が多いが、頑強で大口径カーボンのレバードラグも秀逸だ。
ルアーはRapala CD Magnum 14cm。木製の旧タイプだ。これを缶スプレーで白塗りにして持ち込んだ。
いつもオレンジのラパラを曳いてると、「プラー・インシーは白が好きだ。白持ってないの?」と船頭が聞くからね。
ラインはナイロン16号。先端に30lbのワイヤーを装着、サワラの鋭い歯によるカットを防止する。
キャビンの上に座り、股と膝でロッドを保持してラパラを曳く。出すラインは50m、速さは8ノット程度かな。
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スレイマン船頭とおしゃべりをしながら船は進む。何の反応も無くサム島の前まで来てしまった。
これがサム島か…崩壊寸前の石灰岩の島が南北1kmにわたって屹立、近くで見ると素晴らしい奇観だ。
思わずカメラを取り出して右手に持ち、絶景を切り取ろうとした瞬間、ヒット。「食った!エンジン停止!」と指示した。
けたたましいクリック音でガーッとラインが引き出される。左手一本で竿とラインを一緒に持っていたから大変。
手袋の内側がすっ飛んでいくラインで擦れて熱い。ファーストランは無理せずラインを出し、止まってから巻きに掛かる。
魚は何度か強烈に走るが、ST16の操作性は素晴らしく、やり取りは思いのまま。船べりに寄せるまでは順調だった。
しかし船頭が2回ギャフを失敗、いつものサヨナラバラシかと心配したが、フックは口角にカンヌキ、絶対外れない。
船頭がサワラの尻尾近くを両手掴んで船内にはね上げた。やったね。116cmの良型だ。重い。申し分ない。
十分満足してもう帰ろうかとも思ったが、サム島の磯が目の前にあるし、うねりも収まったので、キャスティングに移った。
頻繁にルアーに当たるが掛からないのはプラー・モン小型か?やっと掛けたのはクイーンフィッシュ。後は続かなかった。
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3つの島を一周した後、もう一匹サワラを釣ろうとトローリングを再開した。しかしここで突然、船のエンジンが不調に。
3気筒のうち2つしか動いてない音らしい。「修理するから帰ろか~」と強制終了となってしまった。
まあいいか。白ルアーのアドバイスもくれたし、狙い通り釣らせてくれたし、感謝しないとね。実のある探査釣行だったな。
place : Ko Sam / Satun Province, Thailand
fish : Narrow-barred Spanish Mackerel, Talang Queenfish