2011年10月7日金曜日

タイ飯屋でロッドビルディング

以前からLeoさんに「ガイド交換・スレッド巻くの教えてくださいよ~」と言われていた。
竿はLeoさんのダイコーヘミングウェイ70L。彼のサトゥンのサブとして実績のある実にいいキャスティング・ロッドだ。
長い酷使と南海の直射日光でエポキシ黄変とクラック、ガイドの足の錆浮き。これは全交換だな。
先週、インド料理屋に諸道具を持ち込み、ガイド外しとスレッド巻きの実演を行った。
周囲のインド人達の熱視線に囲まれながら、Leoさんはやり方を理解、今週青いスレッドを綺麗に巻き直してきた。
次はエポキシ塗装工程だ。誰でもできるようで、実は細かなコツが一杯あって口では説明しきれないこの工程。
広い屋外デッキのあるタイ料理屋でやることにした。この辺がゆる~いタイならではで、何とも言えずよろしい。
まずはガガッと飯をかきこみ、回転台と扇風機をセット。竿にカウンターバランスを付け、エポキシA・B合計4ccを混ぜ混ぜ。
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バットガイドだけ僕が塗ってみせ、後はLeoさんに自分でやってもらう。
Leoさん、真面目にやるも何せ初めて。塗りが足りない、今度は多すぎ、あっ、指に液がついてはみ出した!(笑)
酔ったタイ人の真ん中に怪しい動きで真剣な日本人2人。机の上は道具の山。「何か注射器吸ってるぜあいつら…」
覚醒剤ちゃうって!エポキシA液・B液を正確に同量計量して皿に吹き出してるだけだって!
「何やってるんですか~?」と珍しげに寄ってくるウエイトレスを「触るな~!」「あっち行け~!」と何回追い出したことか(爆)
Leoさんは修正を加えながら何とか塗り終えて、竿尻のペットボトル製の羽に向かって扇風機のスイッチオン!
夜空の下、ネオンの光を受けてロッドがカラカラと回り出す。その横で、ゆっくりビールを飲んで硬化を待つゆる~いひと時。
皿に残ったエポキシの状態でロッドのエポキシの硬化状況を確認、夜半0:00に散会した。仕上げ塗りは僕が引き受けた。
Leoさんは「愛着が湧くし楽しい!」と、すっかりロッドビルディングの楽しさに嵌り、次は古いバスロッドをリビルドするそうだ。
皆さんにも強くお勧めするこの作業。その喜びは、やればきっとわかる。
仕上げ塗りまで完成した画像がこれ↓。
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