2009年6月22日月曜日

ギプスのままで潮干狩り

今朝、アパートで日本から来ているキノさんと話した。
キノ:「今朝は散歩2時間。シラチャの町の南端を目指したけど、国道に出ちゃって…」
RJ:「執拗に右、右と海沿いをキープして行けば、南端のシラチャハーバーに着くよ」
キノ:「歩いて行けますか?」
RJ:「ちょっと遠いな。自転車やトゥクトゥクならね。今日は潮が引いて貝が一杯取れるんだけどなぁ」
キノ:「潮干狩り?行くっ!行きます!」
そんなこんなで、キノさんとギプスのままの僕は潮干狩りに出かけた。トゥクトゥクに乗って。
今は足が不自由なので一人では無理だが、海・山のアウトドアの達人キノさんが付き添い介護だから大丈夫っ。
シラチャハーバーの南に広がる浜。民家も途絶え森の前に広がるこの浜には、10人ぐらいが貝を掘っていた。
しゃがまずに、立ったまま前屈姿勢で掘っている地元民が多い。
そういう人々は、足が20cmぐらい砂に埋まってるのではないかと思われるほどの短足だ。
何十万年も潮干狩り専門で進化した結果と思われる(爆)。
僕は先週ギプスを鋸やナイフで加工して、ギプスの上からサンダルを履けるようにしたので、浜は何とか歩ける。
しかし、ギプスは水気厳禁なので いつものように波打ち際で…というわけにはいかない。
潮の引ききった場所で休み休みやることにした。




   ←足が遅くタイマーに間に合わない僕
キノさんは、岩の多い浜での潮干狩りに戸惑って、なかなか貝が見つからない。
そこで僕の開発したポイント発見法を伝授、一気に採れるようになった。
何のことは無い、タイのアサリが好む岩周りと岩の割れ目を狙うということ。
転がっている岩は効率が悪い。そうではなく地球と繋がってる岩。
良く見ると所々これが砂から頭を出して山脈のように線状に並んでいる。貝のポイントも山脈沿いに線状にあるのだ。
アサリのほかにも、鳥貝や肉がムッチムチに詰まって美味しい分厚い二枚貝もたまに採れる。
キノさん:「いや~これ楽しいわ、はまりますよこれ。食べられるってのもいいじゃないすか」と。
貝をきれいにして砂抜き5時間して、「白魚」で料理してもらった。
味噌汁、酒蒸し、鳥貝煮付け、アサリスパゲティ…満腹!至福!

1 件のコメント:

  1. momo momo - 2009年 6 月 22 日
    ギブスを加工して、サンダルが履けるようになった・・・・って、すごい!!人造人間みたい。
    いっその事ギブスにタイヤをつけて、転がるようにしてください。
    しかし、ギブスしながら潮干狩り。普通ではないです。
    さすが弾丸を思いつく人です。

    ☆ リュージョン - 2009年 6 月 22 日
    momoさん、ギプスのゴムヒールが磨り減ってつま先が地面に着き始めたんですよ。
    これね、外出先のトイレとかで素足着地して、メチャ嫌なんです。そこで底面フラット化&サンダルを考案。
    底面突起部を全部切り落とし、サンダルの足甲バンドが通る部分もU字カット。
    さらに、アキレス腱部分にネジを2本打ち込み、サンダルのかかとを80ポンドナイロンと輪ゴムで常時吊り上げ。
    ところが、このギプスはグラスファイバーとエポキシで出来ていた。
    鋸で切ったときのガラス微粉末で、2日ぐらいチクチクして大変でした。
    普通じゃないのは分かってますが、やっぱり海は良かった…

    tokuhain - 2009年 6 月 23 日
    こりゃまた、ギブスで潮干狩りって、砂浜じゃないんでしょ、また、こけたらどうするのー。
    早く、治して、またRJツアーを再開して下さ~い。

    ☆ リュージョン - 2009年 6 月 23 日
    tokuhainさん、こけたら貝を掴んで起き上がります。
    28日にギプスが取れますので、地元地味釣りから始めて徐々に復帰予定です。
    「行ってから考えるプーケット」
    「駄目なら飲もうカオラック」
    「荒れたってホイヨーヨー・パクバラ」
    「着替え忘れてパンツがシミラン」
    …モンスーン期のツアー案はイマイチですなあ。

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