2012年9月19日水曜日

コマセご飯 カオ・クルック・ガピ

タイ料理のご飯もので「カオ・クルック・ガピ」というのがある。カオがご飯、クルックが混ぜる、ガピが塩アミのペースト。
アミと言うのはエビによく似たプランクトン。オキアミよりずっと小型で1~2cmぐらい。日本では珍味扱いだ。
というよりも、海釣りの撒き餌「アミコマセ」としておなじみ。あのピンクのブロックだ。
海の幸プランクトンを基本食材として使い、それが老若男女に愛されているところがタイランドの食の奥深さ。
DSCN2030 RIMG0121
左の画像がラヨーン県の漁村(パークナムプラセー)で水揚げされたばかりのアミ。右は加工されて製品になったガピ。
カオクルックガピは、ガピを混ぜて炒めたご飯が皿の真ん中にドンとある。盛り付けは日本の冷やし中華のようだ。
上に錦糸卵、甘辛ブタ、タマネギ、唐辛子、青パパイヤ、ソーセージ、インゲン豆などが適当に並ぶ。
端からトッピングごとの味の変化を楽しみながら食べてもいい。最初にガガーッとかき混ぜて食べてもいい。
妙に香るピンク色のご飯を食べたことのある人はこれだ。まだの人はぜひ食べてみてほしい。
RIMG0037 RIMG3217
アミの濃厚なコクと香ばしさよ。海の食物連鎖の中抜きをして頂点が原点を食べた時はじめてその魔術的な旨さに気付く。
タイランドでアジ釣りをするとき、コマセをしないのはなぜか?ここにその答えがあった。
こんな旨いもの海に撒いてたまるか、人間が食うに限る。そんなタイ人の微笑みがカオクルックガピからは感じられるね。