キャプテンSWITの船でバンサレーに海のルアー釣行。
メンバーは山ちゃんさん、しーちゃんさん、J2さん、マヒマヒ大王コウジさん、Takahiroさん、TAIYOさん、僕の7人。
スジハタをメインターゲットとする岩礁帯でのボトムパンピングを想定して沖に出た。小雨だが微風・凪でまずまずの天気。
初めは水道の北の入り口付近を狙った。主に砂地だ。全員不調。僕はハタと大きなマテアジを釣って上々のスタート。
続いてクラム島北側、イラ島北側と回るが、ハタの調子が全く上がらない。乱獲枯渇責任者のJ2さんに冷たい視線が集中。
そんな中、果敢にヨーヅリハイドロポッパーで磯際を攻めていたTakahiroさんが「来た!」と声を上げた。
ジャンプを繰り返して寄ってきたのはクイーンフィッシュだ。逆張りでの61cm、お見事。
Takahiroさんのクイーン
次はクラム島の南西の離れ磯でキャスティング。皆はジグ・ペンシル・ポッパーなど好き好きのルアーを投げる。
僕はジェット天秤で弓角だ。初めてコレを見たTakahiroさんは「キスの仕掛けですか?」と怪訝そう。無理も無いな(笑)
磯を周回するが、山ちゃんさんがクイーンをバラシ、僕がマブタシマアジを釣っただけ。頻発するバイトはダツだったような。
しかし運命は主催者山ちゃん隊長を見放さなかった。imaハニートラップ8cmをクイーンフィッシュが急襲した。デカそうだ。
激しいファイトを見たキャプテンが操船を誤り、万事休すかと思われたが、前後フックの刺さりが絶妙で何とかキャッチ。
船に上がった獲物を見て全員仰天、93cmの大型。凄い体高と巨大な口を備えた実に立派な大女王魚だ。おめでとう!
山ちゃん93cmのクイーン
次はハタを求めて水道の南口(イラ島~灯台島の東側)へ移動し、上げ潮に乗せてドテラ流しだ。
皆が底を叩き始めて直ぐ、海面が魚と鳥でざわついているのを見た僕は弓角にスイッチした。
激流の向こうにキャストして巻き始めるやいなやガツーンと竿先が入った。よく走る鋭い引き。マブタシマアジの51cmだ。
この後も頻繁にバイトが来るが、逃げ回る動きの弓角の掛かりの悪さが災いし、乗らないわバレるわ、熱くなったね。
急流のためハタが釣りにくいその横で僕の弓角は結果を出し続け、マブタシマアジとクイーンフィッシュが次々に釣れた。
SWIT船頭は弓角を手にまじまじと見つめ「コレ、いくら?どこに売ってる?」「一つ100バーツ。日本にしかない」→悶絶(笑)。
Takahiroさんも弓角のパッケージを写真に収め、今度買ってくるってさ。タイでももっと愛好者が増えればいいのにね。
右は僕だけの釣果:弓角&ジグ
ところで、今回のバンサレーのキーワードは「ダウンサイジング」。
7月当地釣行でジグが通用せずショットガンサビキが爆釣、8月のスピードボートはシルエットの小さいジグが効果的だった。
この流れからTAIYOさんとコウジさんは「今日はマイクロ・ジグ!」と宣言して30g程度の小さなジグで楽しんでいた。
狙う水深は違うが、弓角も同じ発想だ。小さなベイトフィッシュに付いている魚は小さなシルエットのルアーで攻めると。
普通のサイズのルアーに見向きもしないマブタシマアジが、僕の40~45mmの細身の弓角だけにガンガン食ってくる。
但しダウンサイジングで調子こいてると、本当に欲しかった大物に敢え無く破壊され…という苦い経験が多い。皆も注意ね。
僕は弓角やショットガンはライトゲームを楽しむための手段と割り切っている。ライトでも狙いが中れば楽しいことこの上ない。
ハタ類は枯渇気味?
締めはクラム島南東角。スジハタがついにTAIYOさんの竿に掛かったが、皆から「放流サイズ!」の集中攻撃だ(笑)
16:00過ぎに納竿。日差しが無くて疲れなかった。終日根魚の活性が低いのには参ったが、僕は上物で十分楽しんだ。
水面を滑走する弓角に大きな水しぶきを上げて襲い掛かる元気な魚たちに感動。もうプチ・アンダマン海状態だったね。
最後に本日の記事を使った国語のお勉強。皆さん、ちゃんと読める?タイ人化してないか?
①根魚 ②弓角 ③上物 ④小魚信
珍回答例:①コンギョ・ネギョ ②ユミカク・キュウカク ③ジョウモノ ④コザカナシン。こらっ、あかんで!
正解:①ネザカナまたはネウオ ②ユミヅノ ③ウワモノ ④ショウギョシン。一つでも間違えた人はコメント欄に告白のこと!
place : Bang Sare / Chonburi Province / Thailand
fish : Talang Queenfish, Small Mouth Scad
2012年9月16日日曜日
バンサレーで上物 衝撃の大女王
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やまちゃんさんの大女王お見事!盛り上がったでしょうねww
返信削除ユミカクはバンサレーでも炸裂だったんですね。。。
次回日本で大漁に仕入れてきますww
漁レンジャー隊長さん、大女王、羨ましいですね。
返信削除キュウカクは、竿に合ったジェット天秤と一緒に買ってください。僕は15号(56g)を使っています。
最近は、ジグでも喰わせることをどう演出するかという方向に行っているようで、弓角やショットガンもその意味では、マッチ・ザ・ベイトなんでしょうかねぇ。
返信削除誰が読めないって?
返信削除二つは合ってたワイ!!
しかし、ハタはやはり涸渇してますね!
責任者出て来い!!!
tokuhainさん、その通りです。釣りが小型化しますので、大物狙いの人にはちょっと…ですね(笑)
返信削除コウチャンさん、枯渇責任者は「船頭がポイントを知らず、同じ場所にしか行かない結果だ」と回答しました。
返信削除ところでディスニー・シーは釣れましたか?
良かった。1つも間違えなかった。
返信削除ダウンサイジング、ルアーが小さくなっても魚が大きければOK.
スローピッチもその中の1つ?
しかし、先日のバンサレーでは、スローが流行っている日本を見た。
ルアーでなく、魚がダウンサイジング。
スジアラは、唯一の釣果だったので、美味しく頂きました。
マイクロジグは7gと14gです。
返信削除前回のスピードボートで取れたスギを目論んで持ち込んだマイクロジグ。これも当たりましたよ~。
ただリアのトリプルフックが根がかり、掛かってもPEは0.8号の細糸だけに魚が大きいとラインブレークとロストも多し(涙)館で250~350バーツもするのに。
TAIYOさん、まだ日本人ですね!
返信削除弓角はタンコブでひっ掛かってるだけ、フックも接着材で付けてるだけ。はなから大きい魚に対応できる気がしません(笑)。
マヒマヒ大王さん、7gとは軽いですな。アジング・メバリングの世界だすな。
返信削除ユミカクは1gとか2gのはず。軽さがアクションの決め手です。
リーダーは8号(32lb)を使っています。
マブタシマアジ、大きかったですよ。
返信削除あの状況だと、中表層をメインするのが正解だったかも。
豆ジグやフォール中心のジギングは、それなりに釣れて面白いですが何か違う。
TAIYOさん、何か違うのはシャクってないからでしょう(笑)
返信削除弓角、表層に湧いてない時は底まで落としてべべル引きで食わせてました。
弓角はトレーラーがあるのでロッドでアクションが付けられないという致命的欠陥あり。それを釣果で覆す、楽しい漁具です。
トレーラーがジェット天秤という所がまたルアーマンを萎えさせる破壊力抜群だすな。
モルディブのベイトが5cmだったらどうしよう(゜o゜)
返信削除枯渇責任者はハタ類はゴムハタ1尾のみでおとなしくしてたみたいですよ…。
返信削除前の船で行ったことのあるエリアなども探ってみたいのですが、船長が「島に近寄ると軍に撃たれる」と異常に怖がって近寄ってくれません。
昔撃たれたことあるのかなぁ?
RJさん、その通り。ルアーの運動量が少なすぎる。
返信削除あれなら、餌とあまり変わらないというのが個人的感覚。
その意味では、弓角の方がルアーだなと思います。
マヒマヒ大王コウジさん、5cmだったら…帰ろかっ!
返信削除J2さん、イラ島にも寄せませんでしたよね。あんな小島に誰もいるわけないじゃん。←変換に失敗してコジレイが出てきた(笑)
返信削除TAIYOさん、コウジさんは根掛かりや大物バラシに懲りず、日本でマイクロジグを沢山買ってくる模様です
返信削除買いましたが、それが何か?
返信削除漢字の前に平仮名がわかりませんでした!
返信削除すいません。
返信削除②をずっとユミカクって読んでました。
釣氏として恥ずかしぃ…
Leoさん、釣氏じゃなくて釣師。書き方も勉強しましょうw。
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