2015年3月3日火曜日

南アフリカの雑誌にスロージギング記事

僕が良く買う南アフリカの海釣り雑誌で”RSD”(ROCK SURF and DEEP)というのがある。
これにSLOW PICH JIGGINGという記事が1月と2月の2回にわたり連載された。
スローピッチはおろか普通のジギングでさえやる人が少ないこの国、スローというだけで記事になるのか?と読んでみた。
斜字体茶色のフォントの部分がその抄訳だ。
著者はNZヒラマサ遠征の帰りにクライストチャーチのJigstar社に寄り、そこで初めてスロージギングの道具を見た。
6'3"のロッドはフライロッドのように細く、とても大物は上がらないなと感じた。
該社のクリス・ウォンさんにスロージギングのの手ほどきを受け、その後南アで通用するかをずっと考えていた。
なるほど、著者はJigstarの関係者なんだな。ここはNZが本社でインドネシアと南アフリカに子会社がある。
南アからNZや各地にツアーを出してるし、良さげな道具も出している。そのうち買ってみるか。
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セイシェル遠征が決まった時、遠征先でスローを試そうと思い、日本にネットで道具一式を注文することにした。
嫁バレを恐れながら高額タックルをポチった時、額にどっと汗が流れた。これでロッド・リール・21個のジグが揃った。

これはワロタ!鬼嫁に怯えるとこなんか日本人釣師と同じやん!自社品が開発待ちのため日本から取り寄せたのだと。
セイシェル初日、ポッピング終了後30分だけスロージギングをテスト。最初の投入入れ食いで7種8匹をキャッチ。GTやワフーはどうしても上がらずジグ5個ロストしてしまった。3日目にも1時間テストして8種15匹をキャッチ、8個ロスト。4日目は5種12匹をキャッチ。2個ロスト。
釣れた魚の写真を見ると赤や黄色のが多かったけど、リーフで釣ってるからかな。しかしロスト多すぎ、何やっとんねんw。
すべて水深は60mまででの実績だが、インショア・オフショアのあらゆる魚種にスローピッチジギングは有効だと確信した。
連載のPart 2でも楽しい釣行記を期待していたのだが、残念ながらタックルとテクニックの概要説明ばかりだった
日本では記事にもならないような内容だったが、南アフリカの釣り人にとっては新鮮な情報なのだろう。
さて、大型釣具店に行くとリールはギア比6.2の小型両軸があって何とかなるとしても、スロー用のロッドとジグが皆無。
ようやくJigstar社やケープタウンのMaxel社(中国系?)などのメーカーが今年からスロー用道具を告知し始めた程度。
お客さんが容易に買えないようなこんな状況では、この釣りが急に広まるわけがない。かなり時間がかかりそうだ。
もう一つの懸念は、スロージギングは道具が繊細で、大ざっぱな南アフリカ人には受け入れられないかもということ。
普通のジグは400gとかだしロッドは棒のように硬い。そんな道具のユーザーがPE2号とか立てられない竿とか無理やろ?
更に、通常で2m以上のうねりという荒々しい海、風に弱いスピードボートでドテラ流し。まともに釣れる機会は少ない。
始まったばかりの南アフリカのスロージギングの世界。いろいろと障害は多いが、何とか広まっていけば面白いな。
でもこの地で何が釣れ、どう楽しめるのかは、皆より先に自分で証明していこう。