2014年5月12日月曜日

ダーバン沖 リーフ・フィッシング

 

ダーバンの沖には岩礁が点在していて、そこにいる魚を狙って釣るのがリーフ・フィッシングだ。訳すと根物釣りか。
会社の人間5人と一緒出かけた。前回と同じキャプテン・スチュワートのホットスタッフ号。
前夜の暴風によるうねりが残り、ボートは大きく揺れる。エサのイワシを釣ってから、ポイントに着くと早くも一人ダウン。
波高く南の風強く雨も降ってきた。ボートはつつーっと風下に流され、ラインはすぐ遥か前方、非常に釣りにくい。
アタリはポイント通過時に全員一斉に来る。その瞬間いかに大きいのを掛けるかが勝負だがこの日は運が無かった。
ここ半年間、2か月に1回しか釣りに行ってないせいか、何と30年ぶりの船酔い。吐くほどでもないが、あー気持ち悪っ。
いつも船酔いする人を見て、この人何してるんだろヘタレがっとか思っていたが、しんどいわ、ごめんなさんいね(爆)
そんな中、スリンガー(レンコ鯛)やソルジャー(真鯛)がぼつぼつ。美味しいフレンチマダムが釣れると頬が緩む。
ゼブラ(タカノハ)、トラギス、エソ、2kg位のブロンズブリーム(イスズミ)とか釣れたが、放流か会社メンバーに進呈。
リリース基準が魚種別にあり、釣れたのをいちいち計測してクーラーに入れる。基準に満たない魚は死んでても放流。
これを知っているのか、ボートには常にアホウドリがついてきて、リリースされる魚を待っている。
アホウドリは丸呑み型の鳥で、25cmのタイとかは喉を通らないのに一生懸命つついている。やっぱりアホや。
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この日はPE2号に得意の3本針胴突仕掛け、錘10オンス(日本の80号ぐらい)、イカの切り身で釣った。
タイ類が多いのでタイラバを持って行ったのだが、成果を見る前に一瞬で2個ロストして終了。
それではと100gのジグでジギング。空振りだったね。何度やってもジグに歯型がついて帰ってくるだけ。
ボートはポイント移動を繰り返しながら、最終的に20kmほ北西のウムドロティ沖まで行った。
どこも水深50m~70mの手ごろな深さで釣りやすい。いつかはカンパチやヒラマサのいる根を攻めてみたいものだ。
釣果は結局タイ類30匹と雑魚を10匹ほど。前回のよりもずっと型が小さかったが食べるのには十分。
今回はおすそ分け少々にして自家消費だ。いつもステーキばかりで体調が狂ってしまいそうだからね。
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会社の人間はナシュ君を除いてゲロゲロで釣果ショボショボ。270km離れたレディスミスから来たのにかわいそう。
ナシュ君だけはクーラー2杯満タンの豊漁竿頭。客が船酔いダウンなので、キャプテンと中乗り君もずっと釣りしてたな。
さてダーバン沖リーフィッシング、非常に手軽でいろいろ試せて楽しい。人数が揃えばいつでも出るので、乞うご連絡!

6 件のコメント:

  1. 海況が釣り日和じゃなかったようで、皆さん大変だったようですが、釣果は凄いですね。凪良ければ、楽しい釣りができるハイポテンシャルな海なのでしょうね。

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    1. いろんな船が同じ小さな根を攻めるのでオーバーフィッシングのようです。
      別の小さな町から船を出せば、型のいいのが掛かると思います。

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  2. マヒマヒ大王2014年5月16日 12:19

    フレンチマダムとはいい名前ですねぇ。で、どれ?

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    1. クーラーの中で背中を下にしてる茶色っぽい魚です。別記事で取り上げる予定。

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  3. ジグに歯形がつくのですね。テールフックもつけたらどうにかなりませんかね?

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    1. 多分バラクーダです。エサの方でも掛かるので

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