2015年6月18日木曜日

シェリービーチ合宿②アンドリュー船

ポートシェプストーンの民宿でゆっくり休んだ僕と(T.T)さんは6:00にシェリービーチの港に到着した。実質4連休とあってすごい人出、各船とも満席だ。天気もいい。二日目はRiptide Charters、キャプテン・アンドリューの船だ。凪の海上を滑るようにプロテアバンク沖まで出た。
まずはトローリング開始。4本出して1時間ほど曳くがまったくアタリなし。次はドリフティング(冷凍イワシを餌にフカセ釣り)。我々2人ははジギングを開始した。フカセ釣りは1流しで1回はアタリがあるのだが、ジギングは大苦戦。2人ともショートバイトが1回ずつのみ。湧昇流や潮目があちこちにあっていかにも食いそうなのになぜ?その上、ジギングはちゃんと底からシャクっているのでハタやらタイやら来てもよさそうなものだがエソさえ食わない。
それではと前日のポッパー誘い出しを思い出し、ペンシルベイトを投げてみた。20分ぐらい続けていたら突然ドッカーンと水柱が上がった。しかしフッキングせず。「もう一回投げろ!」と指示が飛ぶが見切られてしまった。もうがっくりですな。仕方がない、仲乗りのディオンに頼んでフカセ釣り巻き巻きの最後尾に僕ら2人を加えてもらった。
DSCF8854DSCF8861
待つことしばし、(T.T)さん担当の竿のラインがジャーッと出ていく。飲ませて合わせて巻き巻き。キハダが見えてきた。するとサメがそのキハダを追ってザーッと舷側を横切る。うわっデカイ…3mぐらいありそう。懸命に巻く(T.T)さん、最後は強引に抜きあげてサメの攻撃を寸前でかわした。次は艫のリールが悲鳴。僕が飛びついて巻き巻き。これもサメに追われている。ゴリ巻きと手繰りで何とか逃げ切ってキャッチ。2人ほぼ同時のキメジ確保で安心した。お祝いに心臓を抜いて1個ずつ食べた。(T.T)さんに強制したわけじゃないからね、彼が勝手に食べたんだからねw。
最後はボトムの餌釣り。27mの浅場だ。僕と(T.T)さんはハリス8号胴突3本バリにイカ切り身を付けてタイ類を狙った。他の客は貸し竿でイカ+冷凍イワシで大物兼用で狙っている。これは僕の読み違いで散々だった。つまり、8号の仕掛けに本来釣れるべきタイ類が非常に薄いポイントで、数が全然伸びないし型も30cmどまり。2kg級が来ないのだ。一方他の客は太仕掛に物を言わせて良型のハタ(イエローベリー)やニベ(ドギーサーモン)を次々に釣りあげていく。それが(T.T)さんの竿にも来た。強い引き。ここで(T.T)さんは根に潜られまいと強引にあおって巻いた。そして8号仕掛は切れた。良型のハタだったろうに、すごく残念。ジギングにしとくべきだったな。結局我々は小型のタイ類数枚ずつで終わってしまった。
DSCF887110352554_862992870441824_8740551663439267353_n
というわけで合宿は予想外の貧果に終わった。1ヶ月釣行期間が開いてボケてしまい、十分に状況に対応できなかったのが敗因だ。それでも刺身にできる釣果を(T.T)さんはいたく喜んでくれたし、状況を聞きつけた彼の仲間が今後ヨハネスブルグから参戦してくれるかもしれない。ということで、合宿は成功したということにしとこか!
place : Shelly Beach, KZN, RSA
fish : Yellowfin Tuna, Slinger, Brown Bream

2015年6月16日火曜日

シェリービーチ合宿①クリス船

ヨハネスブルグの(T.T)さんと予定を合わせシェリービーチ合宿が成立した。1ヶ月ぶりの釣りだ。その間に季節はすっかり冬となり、サーディンランの第一波は既にシェリービーチを通過している。初日はTYDE-IIチャーターズ、キャプテン・クリスの船だ。微風凪。(T.T)さんはジギングが初めて。さあどうなるか?
トローリングは小さなスマが掛かっただけで沈黙。次はドリフティング(フカセ釣り)だ。頭と尾を落とした大型のイワシに針を埋め込み、ノーシンカーで潮に乗せて流す。イワシはゆっくり沈み見えなくなる。これを5本出して待つ。特に誘いはしないが、時々イワシを刻んで撒く。場所はプロテアバンクのすぐ沖、潮が複雑によれていい感じだ。
クリスの「キャスティングでもジギングでもしていいぞ~」の許可に僕たち2人はジギングを開始。間もなく底近くでコツン。「何か来た、小さい」と笑いながら巻いてくると、やったぜ南アフリカ初カンパチw。その後はフカセ釣りの方に次々とキハダが掛かりだした。型は4kgから12kg。いいなあ僕は「ちょっと待って」と12kgのキハダに駆け寄った。胸から掴み出した心臓はゴルフボール大で鼓動を続けている。軽く海水で洗ってそのまま食べる。これが僕の朝食。旨い。キャプテンと同乗客は震え上がり、この後ずっと「ハート!」「ハート!」と言われ続けた。
さて気配のない中、キャプテン・クリスは自作のポッパーを取り出した。塩ビ管とエポキシとステンレス線でできている。GTポッパーと同じ大きさのをバーンバーンとスプラッシュさせているとドッカーンとバイト。残念ながら掛かったキハダはサメに食われてしまったが、魚の気配察知とか誘い出しとか凄いわ、クリス船頭。
DSCF8803DSCF8812hg
キハダは居ると信じてしゃくり続けて2時間、ようやくシマノの新調のジギングロッドにグッと来た。ん?ハガツオやん。今までで一番良型の66cm、嬉しい~っ!ジグは7seas Twister 250g。ここで(T.T)さんに「帰ろかっ!」を一発かますと彼は非常に動揺した。無理もない。まだボウズだからね。しかしついに彼も掛けた。初ジギングで楽に釣らせて甘やかすのはよくない。ここで呪詛「バレロ!」を数回唱える。(T.T)さんは「何という事を!」と更に動揺。魚に船底を越えて走られる。右舷にサイドチェンジだ。シマノの新品ロッド&リールが効いて美しいキメジが浮いた。66cm。ジグはMAXEL200g。(T.T)さん刺身確保!
その後はジギングもドリフティングもアタリに恵まれず、最後30分だけ餌釣りをしたが不発、納竿とした。何とかジギングで格好つけた感じの初日だった。初めての船だったがキャプテンが素晴らしかった。(T.T)さんもジギングできっちり釣って、「奥が深い」「速やかに次回合宿を」と言ってくれたしね。
上がって海辺で遅い昼食、民宿の移って庭でハガツオとキメジを柵にしながらつまみ食い。しびれるほど旨い。
夕食は地元スポーツバーでシャークスのスーパーラグビー最終戦を見ながら大盛り上がり。ああ楽しい一日だった。
DSCF8814RIMG0253
place : Shelly Beach
fish : Oriental Bonito, Amberjack, Yellowfin Tuna

2015年5月24日日曜日

晩秋のシェリービーチ

晩秋となり水温が下がったためかカツオが姿を消し、ゲームフィッシュはキハダのみとなっている。跳ねてなくても、トローリングにヒットしてボートが止まった時にジグを落とせば大抵釣れる。テクニックも糞もなく釣れる。居れば釣れるとかキハダを馬鹿にしてはいけない。引き強くスピードは魚類最高を誇る。毎日刺身で食べて飽きない。最近はリーダーを100lbにしたので全然切られなくなった。あとは大きいのが掛かってくれればいいんだけどね。
この日は66cmがジギングに2連発。他の客から、「いいな~、ジギングってどーするのよ?教えてよ」と頼まれた。
タックルを渡してやらせてみると「左ハンドル無理!」と即降参。はいはい、次回右ハンドルのタックル貸してあげるからw
RIMG0234RIMG0219
さて、以前の様にトローリングで粘らなくなり、2回ぐらい当たればボトムフィッシングに移るので、ボトムで色々試せる。ワンピッチ、スロー、餌、鯛ラバ、餌木…。多手法を試してはいるが結果はいつも同じ。数なら水深に関わらず餌有利だが、水深が70mより深くなると魚種が変わって俄然ジギングが良型に効果を出す。数と種類でここの海を支配しているのは鯛類だが、皆フナのようにおとなしく底棲生物食い。疑似餌が効きにくい。
この週末はうれしい新顔スコッツマンが釣れた。フエフキのような顔をしているがタイ科、Polysteganus praeorbitalis。
今までも釣れていたのだが、サイズリミット40cmに達せず常に放流だった。今回は51cm(2.2kg)でお持ち帰り。
RIMG0235RIMG0237
そして常連のイングリッシュマン。シェリービーチではストンピー(絶壁ちゃん)と呼ぶ。56cm(2.4kg)でお持ち帰り。夏場に比べて数が増えたのがソルジャー。日本のマダイに似るがやや細身で背鰭棘条が赤くしなやかだ。一番数の多いスリンガー、中にアホがいるのか、たまにジグを食ってくれるのがいいね。味で鯛類を比べると、スコッツマンとソルジャーが脂が乗って極上、スリンガーは淡泊だが身質が魅力。イングリッシュマンは巨頭を浮かすためか横骨より上まで浮き袋が貫入していて残念、脂も少ない。
R0002777R0002778
最近は僕のお弁当のおかずのおすそ分けが大人気である。会社で燻製を並べると人だかりで即消化。
「僕だけに持ってきて~」「今まで食べた魚の中で最高」「次いつ?」「作り方教えて」…はいはい次の釣果次第ね。
R0002779
place : Shelly Beach, KZN RSA
Fish : Soldier, Slinger, Scotsman, Englishman, Yellowfin Tuna

2015年5月12日火曜日

ゲームフィッシング不成立、タイ釣りに

シェリービーチ沖に出ると高いうねりと強い風。前夜ビュービュー風がうなってたからな。仕方ない。
トローリングには珍しく全くアタリなし。壁のように迫るうねりを乗り越えながら曳く。ジェットコースターみたい。
掴まってない時に船がジャンプすると、ふわっと体が浮いてガーンと着地。危ないし腰が痛いし竿折りそうだし、も~。
早めにボトムに変更。きつい揺れでちゃんとジグをシャクれない。餌釣師も不振で、70m立ちを一流ししただけで移動。
というわけで水深30m~40mでのお土産釣りになった。場所はPort Shepstoneの河口沖、うねりが小さくて助かる。
RIMG0209RIMG0211
60cm位の海ナマズ(バブ-ン)が次々に釣れ、減点対象なのか釣った客は皆に笑われてる。あー釣れんで良かったw。
いつものスリンガーやイングリッシュマンに加えてソルジャー(マダイ)が良く上がった。
ダーバン沖では普通だが、サウスコーストではいつも少ないのに、季節が変わったのかな?場所の違いかな?
船頭が釣ったのは60cm弱の良型ソルジャーで、うらやましい。僕は釣っては放流が多く、キープサイズはぼつぼつ。
ソルジャー40cm頭にタイ類が13匹釣れたがキープは7匹。イエローベリーハタに喜んだが、60cmの規定に満たず放流。
RIMG0213RIMG0214
お土産を確保したところでスロージギング。例によって餌釣り客がどんどん釣る中、かすりもしない。そして納竿。ふぅ。
この日、隣の客がシオ(カンパチの仔)釣ってた。親呼んで来い親!と思う。前回は隣の船が70cmぐらいの釣ってた。
このシェリービーチで10kg以上のカンパチを釣るのが夢だけど、その場所に近寄ることさえ許さない荒海。いつかきっと。
place : Shelly Beach, KZN RSA
Fish : Soldier, Slinger、Yellow Berry Rock Cod

2015年4月28日火曜日

シェリービーチはサメいっぱい

シェリービーチの近くで会社の催しがあったので、帰りがけに寄った。
船主のステフニー・ママは「昨日はマーリン2発掛けたけど獲れなかったのよ。頑張ってきてね」と皆を激励した。
6時出船、やや波あり。船がバンバン跳ねるのでホント疲れる。トローリングのため低速走行に入るとほっとする。
艫でのファーストヒットはキメジのようだ。僕はミヨシでHalcoのポッパーをキャスト。数投しても反応が無い。
こういう時は泳層が深い。ジギングに切り替えて50mから探ってくるゴン、キューン。いいね。キメジ60cm。
早速締めて肩の肉をナイフでえぐって朝食だ。何もつけなくても酸味があって旨いね~。
RIMG0189RIMG0190y
トローリングの次のヒットも一緒。ポッパーで食わずジギングにヒット。でもギューンと走って80lbリーダーが一発切れ。
まだこの時は「納得いかんな~、普通切れるか?2000円のジグロストくっそ~」と思っていた。
トローリングのさらに次のヒット、ジギングで予定通りキメジ60cmをキャッチ、2匹目。
キメジの生肉とまだ動いている心臓をむしゃむしゃ食べていたら、他の客が「君はそんなん食って酔わんのかね」と(爆)
中乗りのディオンが「Ray(僕はそう呼ばれている)、今日はディープライン行くぞ!」と声をかけてくれた。よしよし。
ボトムの時間になり、250gのジグを落とす。あれ?水深72mか。ちょいディープぐらいだね。
前回ハタをジギングで釣っているので、気合入れてワンピッチジャーク。あかん、隣の餌客に先にハタ釣られてもた。
ゴーン!来た来た。63cm 3.7kgのホワイトエッジハタだ。前回これが凄く美味しかったので満足感いっぱい。
RIMG0194wRIMG0195e
しかしここから南西の強風となり船が流されだした。2流し目から4流し目はほとんどの客が底を取れずに全滅。
波を頭からかぶりながら浅場に移動した。ジギングを続けるもESO連発にくじけて、最後のお土産釣りはイカ餌で。
2つ右隣の客がゲロ酔い。向かい風でゲロが飛んできてイヤ~ン、と思ったら隣の客はもっと直撃を受けていてワロタ。
まずは53cm 2.3kgのイングリッシュマン。続いてスリンガー連発。この後は、サメに付きまとわれてブッチブチ。
他の客も僕もアタリがあって巻き途中の魚をどんどん食われる。時には仕掛け全損。朝のバラシもこれだな、きっと。
風弱く海流弱く波穏やかな日に出漁すればディープラインでガンガンしゃくれるんやけど。
これぞ南アフリカの釣り、という体験がしたくて。ま、通いながらその日を待つか。R0002750R0002752
place : Shelly Beach, KZN RSA
Fish : Yellow Fin Tuna, White Edge Rock Cod, Englishman

2015年4月20日月曜日

ジギングで久々のハタ

いつものシェリービーチ単独釣行。大分日の出が遅くなってきて6:00に9人で出船。沖のうねりはかなりマシ。
トローリングを開始してから5分もたたないうちにファーストヒットだ。急いでキャスティングセットを結ぶ。
ラパラ・スキッターポップ40g行け~っ!第一投から派手なバイトが出るが乗らない。
数投目、でドスンと乗ったと同時に沖に上がった大飛沫は血で真っ赤だ。ポッパー丸飲み出血で力無いカツオ63cm。
ナブラではないが、あちこちにカツオやキメジが跳ねている。その上をトローリングするが、食ったり食わなかったり。
キャスティングも跳ねたその場所を通しても食わない時も。何度も派手に出るが、ミスバイトや針ハズレばかり。
さて、トローリングで客が巻き巻きしていたキハダが「明らかに20kgアップ」という強い引きで、時間が掛かりそう。
その間にジグを落としてみると、200mぐらいの水深のはずなのに50mで着底?と思ったらガーンと走り出した。
よっしゃ!こりゃキハダだ。豪快なランをこなしてリフトに入る、船頭がギャフ持って来た。ここで針ハズレ、しょぼ~ん。
結局ジギングでは捕獲失敗、キャスティングでカツオ68cmを追加してゲームフィッシュは終了した。
RIMG0106RIMG0115
あれ?いつもより沖でボトムを開始しようとしている。もしかすると深場でのジギングができるのではないか?
「ディープラインやるの?」と訊くと「今日は潮流1ノットだからトライしてみる。サメが居るようなら浅場に移動する」
やった!80日ぶりのディープ。よしよし200gのジグが真っ直ぐ落ちていく。でも浅いな。本格的なディープラインではない。
「水深は?60mぐらい?」「Yes,58m」
周囲の餌釣り師には放流サイズの鯛がボツボツ掛かるだけ。だが僕の数回目のフォールにゴンと来た。待ってたぜ!
久々の底でのヒットと引きを楽しんで巻く。後半弱るのはこりゃハタだな。予想通り大きな口をあけて上がってきた。
68cm・4.2kg。ヒレの彩が美しい南東アフリカ固有種White Edge Rock Codだ。ジギングでのハタは久々で実に嬉しい。
RIMG0114RIMG0118
その次、ジグがボトムにがっちり掛かって動かなくなった。でも流れる船に微妙に付いてくるのよね。
船頭に「何コレ?網?」とロッドを渡すとグングングンと動き出した。「シャークだ、ホレっ」とロッドを返された。も~。
そのあとは物凄い引きを何度もいなして、あと20mまで巻いた。重過ぎゼエゼエ。サメじゃなくてエイの引きだね。
そこでザラザラに傷ついたリーダーがプチン。エイは要らんけど新品のジグ返せ~!
まだまだディープで楽しめると思ったが、船頭の非情な宣告、「シャークが居るから浅場に移動!」
そんな~、僕が自分で移動の原因を作ったってか(泣)。浅場に移っても糸が立つのでめげずにジギングを続けた。
やはりいつも通り餌師に劣勢。ESO、ハタ小、ESOときて、やっとまともな引きの魚がヒットした。
スコッツマンというフエフキの仲間だ。「39cm、アンダーサイズ」とあっさりリリースされてしまった。
その後はスコッツマンやスリンガーを数匹追加して納竿。いや~楽しかった。
アガラス海流の本流がもう少し沖にそれ、ディープラインのジギングで大物がガツーンという季節が近いね。好感触。
R0002730R0002735
fish : Skipjack Tuna, White Edge Rock Cod
place : Shelly Beach KZN RSA

2015年4月18日土曜日

釣った魚で燻製を作る

自然保護の観点から釣った魚を人にあげることが禁止されているこの国では、自分で食べるのが基本だ。
でも一人暮らしだし、ちょっと持ち帰るだけで延々と魚料理が続く。
生食でスタート、刺身・寿司・漬け丼ときて幸せだが、カツオなど三日目ぐらいには身がヘタレてきて生食は厳しくなる。
10kgの魚を持ち帰ると、沢煮とかオリーブオイル漬けとか美味しい手法を織り交ぜても、冷凍を絡ませないと無理。
そうか、伝統の保存法、燻製があるではないか。ネットで調べると奥が深く、はまる人も多いようでノウハウの山だ。
基本は塩・砂糖・ハーブの調味液に1日漬けて芯まで味付け、水で塩抜き、乾かして煙で燻す。ふむふむ、簡単そうだ。
R0002709R0002711
うちには直径57cmのバーベキューケトルがあるし。だが待て。温度を65℃~70℃にキープするらしい。どうやって?
温度が低いと腐りながら乾くだけ、温度が高いと身が白くボサボサになってしまう、と…まあそうだろうけどな。
最初は木炭を熱源にしてみた。あかん!木炭の品質が悪くて出てくる煙が臭い。そもそも煙が出ないのが木炭やろが。
熱源としてアイロンはどうかと試すが、すぐサーモが切れてチップが発煙しない。しゃあない、1000円で電熱器買ってきた。
ケトル内に熱源を入れると温度が高すぎた。電熱器を下に置いて、全開にしたケトル下部の穴から煙を入れることにした。
温度は電熱器の目盛と位置(ケトルとの距離)を変えれば、40℃から80℃の間で変化することが分かった。
ケトルの足を新聞紙で覆い煙の道を作る。深夜に燻製開始だ。アルミフォイルで作った小皿にウッドチップを乗せて加熱。
いい感じでケトル内に煙が充満してる。何回かチップを変えて十分に煙を絡め、あとは寝て待つか…
朝起きて見てみると。おぉ、半分ぐらいの大きさに縮んだカツオフィレが飴色に輝いている。切って食べてみる。
うん、旨い。ハムのようだ。塩加減ばっちり。身が白くならず赤いままで旨い具合にできた。ただちょっと酸っぱいな。
R0002707R0002717R0002760R0002713
酸っぱくなるのは燻煙開始時の乾燥不足で、魚の表面の水分に木酢液が付着するかららしい。そんなん知らんがな。
2回目以降は十分乾燥した魚で開始し、温度調節も慣れたので、楽だった。冷凍してあった魚でいろいろと試してみた。
カツオはフィレのままだと出来上がり鰹節みたいで見応えがあるが、薄くまたは細く切ってから燻製したほうが簡単そうだ。
燻製で熱を入れるのは諦めて、事前にジップロックに入れて65度のお湯に1時間沈めてから燻せば確実なのもわかった。
白身のタイやグレは燻製で素晴らしくおいしくなる。これはたまらん。次のビールが冷蔵庫からすっ飛んでくるほど旨い。
びっくりしたのはハタ。じゅるじゅるの脂が滲み出して、仕上がりも素晴らしかった。
魚の切り身に起こる変化が面白い、作業自体が楽しい、完成品がおいしい、ちょっと保存がきく。いいことだらけ。
「燻製をするために釣りに行く」とならんようにぐっとこらえて、勉強しながらちょくちょく楽しんでいこうと思う。
R0002780R0002756

2015年4月5日日曜日

中層ジギングちょっとだけ

ボケボケしてたらイースター4連休は1日しか船の予約が取れなかった。まあいいか、と初日に釣行。
シェリービーチは南西の風曇り。連休とあってボートフル出場・お客さんでごった返す Sonny Evans Harbour。
沖に出ると強い雨。僕だけレインジャケット。連休で来た観光客が釣りでもするかと同乗してるが、彼等は濡れ鼠だ。
トローリングは不調だが観光客8人が乗ってるから船頭は諦めない。風とうねりも強まり、5人がゲロ酔いで可哀想。
キメジ・カツオが掛かりだした。初めは船の停止時にヤマリア・ブルチョップを投げたが反応なし。魚が浮いてないな。
それではと作戦を変えて、沈んでいる中層のキメジ・カツオをジギングで攻めることにした。
トローリングで魚が掛かって船が止まり、他の客が巻き巻きしてるごく短い間だけジグを落としてしゃくる。
ジグはヒラヒラ落ちるCBナガマサ250gを選んだ。50mほどしか落とさないので多少流されてもいいのだ。
シャクリ、シャクリ、ゴーン。来たね~。いい引きだね~。64cmのカツオだ。頭を落として尾を折ってクーラーへ。
RIMG0090RIMG0093
さて、トローリングは移動中の待っている時間が暇なので、ジギングの仕掛のまま他のルアーの下を曳いてみた。
ギューン。これにも来たね~。ジグはそのまま横に曳いてちゃんと動くとは思えないのだが、新しい可能性を発見したね。
残念ながらこの魚は途中でバラしてしまった。スレだったのかもしれない。
船が停止中の一瞬ジギングでは、カツオがもう一匹釣れた。何かジギングに来たみたいで楽しかった。
100m~150mの深場でジギングをするためここに通っているのに、潮や風のために殆ど空振りに終わっているからね。
中層ジギングなら、瞬間だけど&ボトムじゃないけど毎回成立するよね、ということが確認できた。良しとしよう。
浅場に移ってボトムフィッシング。雨は止まないし風波がひどい。僕はしばらく餌釣りをやっていた。良型スリンガー数匹。
おや?奇跡的に潮と風の向きが一致し糸が比較的立っている。船酔い客も復活して60cmオーバーのハタを連発してる。
もしやとジギングを試すと、100gのジグで底がとれた。こんなん初めて(うれし涙)。しかし釣れたのはESO(ただの涙)。
僕のジグがハタに届かないうちに、波風を考慮したのか連休で午後釣りがあるためか、ちょっと早めの帰港が残念!
RIMG0095RIMG0098
place : Shelly Beach KZN RSA

2015年4月1日水曜日

シェリービーチでワンパターン

なんやシェリーばっかりやんけとお思いでしょうが、単独釣行で日帰りで行けるのってここしかないんでご勘弁。前回の「バラシ病治らず」以降2回行ったが、1回目は荒波をついての出撃、ほとんど釣りにならずに早上がりだった。頭から海水を何回もかぶってパンツまでずぶ濡れ、波に突っ込み体が飛ばされ、着水と同時に腰を強打の繰り返し。
それでもトローリングでゲームフィッシュが掛かった一瞬の隙をついてキャスト。第一投で4kgのカツオをゲット。ルアーはリップルポッパー40gRH。縦アイシングルフックのリアに食った。波風で10投しただけで無念の撤収。岸寄りの浅場でごく短時間ボトムもやったが、風でボートが流されすぎてダメダメだったな。掛かった小鯛にハタが食って強い引きだったが、すっぽ抜け。ぼろぼろになった小鯛だけが上がってきて涙。
RIMG0074DSC_0356[1]
早上がり一部返金があったので、2週間後これを原資にリベンジ釣行した。うねり2.5m、ここでは凪のうちだ。トローリングは開始早々連発だった。キメジのジャンプも発見。これはもらったとキャストを繰り返すが食わん。全員にトローリングの釣果が二巡した頃、でかいのが当たった。巻きの客はヒイヒイ言って最後はキャプテンの糸抜き。ギャフが決まって歓呼の中で上がったキハダは118cm。20kgは超えているだろう。これはいいね。
船首でのキャスティングに専念していた僕に「こっち来て次巻け」と声がかかった。こんなん釣れるなら喜んで。でもやっぱり食うのはカツオなのよね(笑)。70cm級で丸々太ってよく引いたので許す。早速頭を落として腸を抜いた。落とした頭の両肩の肉をナイフで抉り出して何も付けずにむしゃむしゃ食べていたら、同船客全員が「オーマイガーッ!」、写真まで撮られてしもうた。あんなに美味しいのにね。丸かじりはあかんのけ?(爆)
DSC_0355[1]RIMG0077Y
期待のディープラインは、潮が速くて他の客が底取り不可能なため無し(泣)。潮流が緩む6月からがシーズンだと。沖から岸寄りに戻る際も時々トローリングにキメジやカツオが掛かるのを見て、キャスティングロッドを放さずにいた。努力の甲斐あって、ラパラXXXRap14cmにキューンと乗った。66cmのキメジだった。今日はカツオと食べ比べだね。カツオとキメジを比べると、同じ長さならカツオの方が太くて重く、引きもずっと強い。カツオは成魚でキメジは幼魚だ。
さて浅場でのボトム時間となった。今日は試したいことがあって、スローや鯛ラバは封印し、餌釣りに専念する。人間用の冷凍エビで釣るということ。小型むきエビとアカザエビ無頭殻付の2種類の人間用餌を用意した。むきエビは魚信はそこそこあるが、掛かってくるのは小型が多く、他の客のイカてんこ盛りに型でかなわない。
RIMG0080RIMG0085
それではとアカザエビを殻つきのまま短く切って大胆に付けてみた。ガーンとひったくるような反応が出だした。他の客の糸がずっと前に出てしまっているのに魚信が無いのを見て、先に巻き上げて足元にストーンと落とした。ゴッゴーンといいあたり。今日イチの引き。ちょっと期待しちゃったけど、3本のハリに3匹ついていて皆から喝采。上からスリンガー38cm、30cm、ブルーブリーム40cmだった。そりゃ重いわなw。ブルーブリームは日本のメジナ(グレ)の仲間に見えるが、長く真っ直ぐな胸鰭からタイ科とわかる。釣りたては背中側が青く輝き美しい。船頭が「こいつは旨い」というので味を楽しみにキープした。アカザエビは餌として有効、今後も持参しよう。
というわけでワンパターンな釣りが続くのだが、バラシを減らしてワンチャンスを活かす事を心掛けて粘るぞ!
R0002665R0002675
place : Shelly Beach KZN RSA
fish : Yellow Fin Tuna, Skipjack Tuna, Blue Bream, Slinger